読書メモ(脳科学とSF)
はじめに(この記事の要約)
自分の専攻は脳科学です。
研究室での課題図書を読んだら、面白かったです。
読書っていいですね。
認知脳科学の本を読んだよ
普段、ソフト開発4割, エレキ開発4割, メカ開発2割の僕ですが、大学の学科は応用物理学科で、研究テーマは認知脳科学(特に視覚)です。
なんともちぐはぐな感じですが、自分の好きなことをそれぞれ押し進めていったら、いつしかこんな感じになってしまいました。
話は変わりまして、先日、研究室のボスから課題図書として課された本を読みました。
前置きしておきますが、この本、非常におすすめです。
基本的な脳活動(五感に対する処理や運動,記憶について)などが、どの脳部位で処理されているのか、また、それがどのような意味を持つのか、ということを実験事実を踏まえて分かりやすく解説してくれています。
また、著者の方が工学部出身の方だからでしょうか、工学的なワードや例を用いながら説明してくれる点も、理解の一助となりました。
1,2章で脳について、用語の定義や基本事項を説明してくださるので、殆ど初学の僕でも理解することが出来ました。
また、最後の付録として、神経細胞の動きを化学反応レベルで解説してくださっており、とても興味深く、非常に助かりました。
脳について興味がある方で、これから勉強したい、という方にはぜひおすすめです。(少々値がはり、その割には薄く感じるかもしれませんが、内容は密に詰まっています)
次は、
この2冊を読んでみたいと思います。
読書っていいね
最近、例のウイルスのせいで家でじっとしていることが多く、積んであった本を読んでいます。最近読んだ本はこれです。
最近、各所で取り沙汰されているこちらの本ですが、個人的には結構楽しめました。
元々、SF作品は壮大な世界観で、規模の大きい話が好きなので、短編集であるこちらは、あまり好みでないかなぁと思っていたのですが、ただの杞憂に終わりました。
むしろ、短編であることで、テンポよく、飽きずに読み終えることができ、満足度は高かったです。
この記事を読んでいる方、ぜひご一読ください。(といっても、アナリティクスを見る限り、来訪者は1日2~3人ですが...)
次に読む予定のSFはこちらです。
まあ、有名ですよね笑。こちら、ハードカバーになるのですが、読むと物理的に疲れるので、気合い入れて読もうと思います。
では、この辺で。